
冬の朝、車のフロントガラスを真っ白にする霜。あの現象は、地球と広大な宇宙との間で起こる「放射冷却」という壮大な熱の移動が原因です。
この身近でありながら奥深い自然現象に魅せられ、たった一人で研究に没頭した男がいます。彼の名は、砂原康治。
彼は18年という長い歳月を費やした研究の末、ついに「熱を使わずに、屋外に置いた物を気温より冷やさない方法」という画期的な発明を成し遂げました。
しかし、そのカーブミラーへの応用研究は、ビジネスとして実を結ぶことはありませんでした。
一つの研究に18年を費やした発明家、砂原康治。 彼の研究は、単なる失敗談で終わるのでしょうか?
いいえ、違います。 地球温暖化が進む現代において、彼の研究成果は「エネルギーを使わずに物を冷やす」という、全く新しい価値を持つ技術として、今まさに注目されようとしています。
今回のセミナーでは、砂原氏本人をお招きし、18年間にわたる研究の全貌と、ビジネスとしての成果が得られなかった経験から学んだこと、そして、これから彼が挑戦しようとしている「エネルギーを使わずに冷却する研究」の未来について、赤裸々に語っていただきます。
技術開発の裏側、そして温暖化時代における新たなビジネスチャンスのヒントがここにあります。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
日時: 2015年1月31日(土) 15:00 開始
場所: ITビジネスプラザ武蔵 5F 第2研修室
参加費: 1,000円 / 人
定員: 15名